米大統領選2020は、バイデン氏の勝利が確実と報道されました。トランプ氏は依然敗北を認めない姿勢を示してはいるものの、バイデン氏の勝利の可能性が高まっているのは確実のようです。
もしバイデン氏が勝利した場合、バイデン氏から副大統領候補に指名されているカマラ・ハリス氏が、アメリカ初の女性副大統領として誕生すると言われています。
アメリカ初の女性副大統領として期待されるカマラ・ハリス氏。
調べてみると、黒人でありながら、アジアへのルーツを持つという報道がありますが、一体どういうことなのでしょうか。
カマラ・ハリス氏が持つアジアへのルーツとは?
そもそもルーツには『祖先』、『始祖』の意味があります。
カマラ・ハリス氏の両親に関して、父親がジャマイカ人、母親がインド人のようです。母親がインド人のため、アジアにルーツがあるということなんですね。
ハリス氏は、1964年10月20日、西部カリフォルニア州生まれの56歳。
母親はインドから、父親はジャマイカからアメリカに来た移民で、黒人でアジアにルーツを持っている。
引用:HUFFPOST
ハリス氏は1964年、米カリフォルニア州で、ジャマイカ人の経済学者の父ドナルド・ハリス(Donald Harris)氏と、インド人の乳がん研究者の母シャマラ・ゴパラン(Shyamala Gopalan)氏の間に生まれた。
引用:AFP
ちなみに、カマラ・ハリス氏の生まれはカリフォルニア州オークランドのため、米国人ということになります。
ワシントンポストの取材に対しては、以下のように述べています。
ハリス氏はワシントンポストに、自分は「誇り高いアメリカ人」であり、黒人とインド系の両親を持っていることが、自分のアイデンティティの中で「同じだけの重みを持つ」と述べている。
引用:HUFFPOST
日本や中国への影響は?
カマラ・ハリス氏が副大統領になった場合のアジアへの影響も気になります。
カマラ・ハリス氏は、アジア政策について、外交経験はないようですが、アジア政策に対して積極的な言動を行っています。
中国の東トルキスタン(「新疆ウイグル自治区」)や香港の人権抑圧に関して
「中国の人権状況はひどいものだ。この件に関しては、放置しない」と斬り捨て、中国の「不公正な貿易慣行」にも反対だ。しかし、民主党の目玉政策である地球温暖化対策などでは「協力できる」としている。
北朝鮮に関して
「私はトランプ大統領のように北朝鮮の金正恩(朝鮮労働党委員長)とラブレター交換などしない」と宣言。「トランプ氏は、相手側から見返りなしに金正恩に宣伝上の勝利を次々と与えた」と批判し、「北朝鮮を疑いつつ非核化交渉を行う」「同国を核保有国として認めるつもりはない」と明言している。
ただし、「北朝鮮が真剣に非核化を進めるならば、限定的に北朝鮮人民に影響する経済制裁の緩和をしたい」とも言明した。
日本に関して
「米国は日本を含む同盟国との関係に投資することで強大になれる」としており、従来からの日本との同盟国関係を強化する考えがありそうだ。しかし、「米国の利益にならない通商協定には反対する」と繰り返し述べており、日米貿易に関して強面で臨む可能性もある。
引用:Japan In-depth
もちろん、大統領の政策が第一ですが、副大統領に選ばれた場合は、独自の外交政策を実行する可能性もあると言われており、カマラ・ハリス氏のアジアに対する発言には注視していく必要があります。
まとめ
今回は、民主党カマラ・ハリス氏が持つアジアへのルーツ、そして副大統領となった場合の影響についてまとめてみました。
アメリカでは、副大統領候補として女性を選んだことがあるようですが、実現はしていません。もし、バイデン氏が大統領となり、カマラ・ハリス氏が副大統領となれば、歴史的なことになることは間違いありません。
最終局面になりつつある米大統領選2020、今後の動向に注目です!
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